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特別研究員 上間 匠(東京大学大学院) |
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世の中にツイていない日というものは確実に存在するようです。赤信号ばかり引っかかったり、自動販売機にお金を入れても動かなかったり、時には鳩に違うウンを付けられたりと、なぜ自分ばっかりと思うくらいそれらが一度に起こることがあるのです。
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どんな子にとってもゲームは一番の楽しみ。今日はツイなかったけど、そんなことゲームになれば・・・とは甘い幻想でした。一進一退の攻防の中、その場面はやってきたのでした。相手チームの子どもがゴール前でチャンス、そしてそれを防ごうとする例の子・・・。 |
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ご想像の通り、シュートは見事彼の腹部に命中。しかも跳ね返ったところを相手に押し込まれて味方は失点してしまったのでした。一度ウーンと唸って我慢しようとしますが、堪えきれず、蹲って本日四度目の必殺技。もはやコーチは苦笑いしながら苦しい慰めを言うしかありませんでした。 練習の帰り道、その子のツイなさが当然話題に上ったとき、コーチたちはあることに気づくのです。始めは、転んで泣いていた子が、たった数時間のうちに、自ら身を呈してシュートを防ごうとし、痛みを堪えるようになる。なんと成長の早いことだろうと。 ゴールデン・エイジともいわれる子ども達は、技術の習得だけでなく様々な面でまさに驚くべき成長を見せるのです。
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